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外壁・屋根塗装に補助金は使える?富山・石川での探し方と注意点

外壁・屋根塗装に補助金は使える?富山・石川での探し方と注意点|株式会社ニチエイ

「外壁や屋根の塗り替えに、補助金は使えますか」——富山・石川で塗装をご検討中の方から、よくいただくご質問です。

結論から申し上げると、「塗装工事そのものに出る補助金」は多くありません。ただし、断熱改修と組み合わせる場合や、お住まいの市町村の住宅支援制度に当てはまる場合には、使える可能性があります。今回は富山・石川で遮熱・断熱塗装を手がける株式会社ニチエイが、制度の探し方と、確認しておきたい点を整理します。制度の中身は年度ごとに変わりますので、最後は必ずご自身で最新の要領をご確認ください。

補助金は「国」と「県・市町村」の2階建てで探す

住宅の工事に使える補助金は、大きく分けて次の2つの層があります。探すときは、この2つを別々に当たるのが早道です。

▶ 国の制度
省エネ・断熱を目的にした全国共通の事業です。金額は大きい一方で、要件がはっきり決められています。

▶ 県・市町村の制度
定住や移住の促進、中古住宅の活用、耐震、克雪、空き家対策など、自治体ごとに目的が違います。同じ富山県内でも、市町村が変われば内容も受付期間も変わります。

「外壁塗装 補助金」で検索するより、「富山市 住宅 支援」「高岡市 リフォーム 補助」のように、お住まいの市町村名を入れて公式サイトを直接探すほうが確実です。まとめサイトの一覧は年度が古いままのことがあり、当てにすると受付が終わっていた、ということが起こります。

国の制度|塗装だけでは対象にならない

2026年度に国が実施しているのは、国土交通省・経済産業省・環境省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」で、そのうちリフォームを幅広く扱うのが「みらいエコ住宅2026事業」です。前年度に実施されていた「子育てグリーン住宅支援事業」に代わるものとして、新たに創設された事業です。

この事業でおさえておきたいのは、補助の対象になる工事メニューに「外壁塗装」「屋根塗装」が入っていないという点です。公式サイトに掲げられている補助対象工事は、①開口部の断熱改修②躯体の断熱改修③特定エコ住宅設備(高効率給湯器・高効率エアコン)の設置④エコ住宅設備の設置⑤子育て対応改修⑥防災性向上改修⑦バリアフリー改修⑧空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置⑨リフォーム瑕疵保険等への加入、の9つです。

②の躯体の断熱改修も、外壁・屋根・天井・床に断熱材を使う改修が対象で、対象製品は指定のJISに該当し熱伝導率が一定以下の断熱材と決められています。つまり、遮熱塗料や断熱塗料を塗る工事は、この枠には当てはまりません。この点は正直にお伝えしておきます。遮熱塗料と断熱塗料の考え方の違いは遮熱塗料と断熱塗料の違いでご説明しています。

そのうえで、断熱改修や窓の工事とあわせて外装を計画される場合には、国の事業を使える部分が出てくることがあります。ただしそこで補助の対象になるのは断熱改修や開口部の工事の部分であって、塗装そのものが対象になるわけではありません。同事業の主な条件は次のとおりです。

  • 補助の入口として「要件化工事」が必要。外皮に面する開口部のある1つの居室(トリガールーム)で、あらかじめ定められた組み合わせの工事——開口部の断熱改修+躯体の断熱改修、またはこれに特定エコ住宅設備の設置を加えたもの——を行うことが条件で、断熱改修を部分的に足しただけでは対象になりません
  • 対象になる住宅は、原則として平成28年12月31日以前に新築された住宅(登記事項証明書で確認)
  • 工事着手の期間は2025年11月28日から、遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合はその時点まで)
  • 工事請負契約より前に着手した工事は対象外
  • 申請は事業に登録した施工業者が行い、お施主様がご自身で直接申請することはできない
  • 予算の消化状況は公式サイトで毎日公表され、上限に達し次第受付終了

市町村の制度|目的で分かれているので「塗装」では探せない

県や市町村の制度は、住宅の工事に対してではなく「まちの課題を解決するため」に用意されているのが特徴です。たとえば富山市の「住宅支援」のページには、まちなか・公共交通沿線への居住を進める事業や、ふるさと回帰リフォーム等補助事業など複数の制度が並んでいます。金沢市は住宅政策課の「住宅支援制度」のページで、中古住宅取得・リフォーム奨励金などを案内しています。県の制度が別に用意されていることもありますので、市町村のページとあわせて県のサイトも見ておくと取りこぼしがありません。

いずれも「塗装のための補助金」ではありませんが、対象となるリフォーム工事の一部として外装工事が含まれる場合があります。逆にいえば、その制度が求める目的(転入、同居、中古住宅の取得、耐震性の確保など)に当てはまらなければ、塗装であっても対象にはなりません。

もうひとつ知っておいていただきたいのが、制度は年度で入れ替わるということです。富山市の「(旧制度)まちなかリフォーム補助事業」のページにも、令和8年4月1日以降に認定を受ける方は新しい制度を参照するよう案内が出ています。昨年ご近所の方が使えた制度が、今年は名前も要件も変わっていることが実際に起こります。

調べる手順|この4ステップで確認できます

▶ 1. 自治体の公式サイトで「住まい」の欄を開く
市町村のトップページから「くらし」→「住まい」「住宅支援」とたどると、制度の一覧が置かれていることがほとんどです。

▶ 2. 年度と受付期間、予算の枠を確認する
ページの更新日と、何年度の制度として案内されているかを必ず見ます。予算に上限があり、達した時点で締め切られる制度も少なくありません。

▶ 3. 要件を1つずつ照らし合わせる
対象区域、住宅の建築時期、世帯や所得の要件、工事費の下限、施工業者の要件など、条件は1つでも外れると対象になりません。

▶ 4. 迷ったら担当窓口に電話で聞く
可否を判断するのは自治体です。工事の内容と時期を伝えて確認するのが、いちばん確実で早い方法です。

つまずきやすい4つの注意点

▶ 着工前の申請が原則
自治体の制度は、工事に取りかかる前の申請(認定申請)を求めているものが多くあります。国のみらいエコ住宅2026事業は交付申請そのものは工事の完了後に出せますが、こちらも工事請負契約より前に着工した工事は対象外です。いずれにしても、契約や着工を済ませてから相談しても、さかのぼって使うことはできません。補助金を検討されるなら、業者選びと同時並行で情報を集めておくことをおすすめします。

▶ 併用できるとは限らない
国と自治体の制度を同じ工事に重ねて使えるかどうかは、制度ごとに決められています。工事の箇所を明確に分けられる場合に限って併用できる、という書き方をしている自治体もあります。

▶ 施工業者の要件がある
建設業の許可を受けた業者であること、事業に登録した業者であることなど、施工する側にも条件が付くことがあります。

▶ 見積書の内訳が必要になる
申請では、工事の内容と金額がわかる見積書の提出を求められるのが一般的です。一式でまとめた見積書では、対象部分の金額を示せないことがあります。見積書の見方は外壁塗装の費用相場と内訳|富山・石川で見積書を比べるポイントにまとめました。

補助金ありきで工事の内容を決めない

最後に、これがいちばん大切だと考えていることをお伝えします。補助金が使えるかどうかで、建物に必要な工事を決めないでいただきたいということです。

補助の対象に合わせて工事内容を変えた結果、本当に手を入れるべき傷みが後回しになれば、数年後の出費はかえって大きくなります。屋根や外壁は、傷みが進むほど下地の補修に手間がかかるからです。補助金は「使えたら助かるもの」と考え、まずは建物の状態に合った工事を組み立てる。この順序をおすすめします。当社の料金の考え方は料金のページでご案内しています。

出典:みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)公式サイトの対象要件の詳細【リフォーム】および躯体の断熱改修、国土交通省ウェブサイト「住宅の省エネ化への支援強化に関する予算案を閣議決定! 国土交通省・経済産業省・環境省が連携して取り組みます!」、富山市ホームページ「住宅支援」、富山市ホームページ「(旧制度)まちなかリフォーム補助事業」、金沢市ホームページ「住宅支援制度」(いずれも2026年8月27日確認)。本記事は執筆時点の公開情報をもとに要約したものです。制度の内容・受付状況は変わりますので、申請の可否は必ず各制度の最新の公募要領と担当窓口でご確認ください。

富山・石川の塗り替えのご相談は株式会社ニチエイへ

株式会社ニチエイは富山県・石川県全域で、遮熱・断熱塗装、屋根塗装・カバー工法、防水、外壁塗装を承っています。お見積りは無料です。補助金そのものの可否は各自治体の判断になりますが、申請にお使いいただける工事内容の内訳がわかるお見積りはお出しできます。

「この傷み方だと、どの工事が必要なのか」「制度の受付に間に合う時期に工事できるか」といったご相談だけでも構いませんので、お気軽にお声がけください。

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