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屋根カバー工法とは?葺き替えとの違いとメリット・注意点|富山・石川

屋根カバー工法とは?葺き替えとの違いとメリット・注意点

「屋根の傷みが気になるけれど、全部やり替えると費用が心配」という方に、選択肢のひとつとして知っておきたいのが屋根カバー工法です。既存の屋根を撤去せずに新しい屋根をかぶせる工法で、条件が合えば費用や工期を抑えやすいのが特徴です。この記事では、富山・石川で遮熱・断熱塗装や屋根改修を手がける株式会社ニチエイが、カバー工法と葺き替えの違い、メリットと注意点を分かりやすく解説します。

屋根カバー工法とは

屋根カバー工法とは、いまある屋根材を撤去せず、その上に防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材を重ねて葺く工法です。「重ね葺き」とも呼ばれます。

おもにスレート屋根(コロニアル・カラーベストなどの薄い板状の屋根)や金属屋根といった、比較的平らな屋根材に用いられます。新しい屋根材には軽量な金属屋根(ガルバリウム鋼板など)が使われることが多く、既存の屋根の上にもう一層を足すイメージです。

葺き替えとの違い

屋根の改修方法として、カバー工法とよく比較されるのが「葺き替え」です。それぞれの違いを整理します。

葺き替え

既存の屋根材をすべて撤去し、下地からつくり直して新しい屋根材を葺く方法です。古い屋根材の撤去・処分が必要になるぶん費用や工期はかかりますが、下地(野地板や防水シート)まで新しくできるのが強みです。

カバー工法

既存の屋根を残したまま上から新しい屋根材をかぶせる方法です。撤去や処分の作業が少ないため、一般的に費用を抑えやすく、工期も短くなりやすいとされています。一方で、下地の状態を新しくできるわけではない点には注意が必要です。

▶ 屋根材の傷みが軽く下地が健全ならカバー工法、下地まで傷んでいるなら葺き替え、という考え方が目安になります。

カバー工法のメリット

撤去・処分の費用と工期を抑えやすい

既存屋根を撤去しないため、撤去費や廃材の処分費がかからず、その分のコストと日数を抑えやすいのが大きな利点です。住みながらの工事もしやすくなります。

古いスレート屋根のアスベスト対策になる

スレート屋根(住宅屋根用化粧スレート)は2004年に製造が禁止されましたが、禁止前に製造された建材が使われたケースがあるため、2006年(平成18年)9月より前に着工した建物は、アスベスト(石綿)を含む屋根材が使われている可能性があるとされています。含有の有無は築年数だけでは判断できず、実際には有資格者による事前調査で確認します。

葺き替えで撤去すると飛散対策や処分の手間・費用が大きくなりますが、カバー工法なら既存屋根を撤去せず上から覆うため、飛散を抑える形で改修できる点が注目されています。

なお、カバー工法も法律上は「改修工事」にあたるため、アスベストの有無にかかわらず着工前の事前調査が必要です。請負金額が100万円以上(税込)の改修工事では、有資格者による調査と、行政への調査結果の報告が義務づけられています(大気汚染防止法・石綿障害予防規則)。当社では法令に沿って調査・届出を行ったうえで施工します。

屋根が二層になり断熱・遮音などの向上が期待できる

屋根が二重構造になることで、屋根裏への熱の伝わりや雨音の響きが和らぐなど、断熱性・遮音性の向上が期待できるとされています。効果の程度は建物や使う屋根材によって変わるため、あくまで目安としてお考えください。

カバー工法の注意点

屋根が重くなる

屋根材を一層足すため、屋根全体の重量は増えます。軽量な金属屋根を使うことでその影響は抑えられますが、屋根が重くなると建物の重心が高くなり、耐震の面で不利になる可能性も指摘されています。もともとの屋根や建物の状態を踏まえて判断することが大切です。

下地や雨漏りが進んでいると使えないことがある

下地(野地板)が腐食していたり、すでに雨漏りが進行していたりする場合は、上から覆うだけでは根本的な解決にならず、カバー工法が適さないことがあります。この場合は葺き替えが選ばれることが多くなります。

瓦屋根には基本的に使えない

カバー工法は平らな屋根材向けの工法です。日本瓦のように凹凸があり重量のある屋根材は、そのまま上から重ねることが難しく、基本的に対象外となります。まずは屋根の種類と状態を確認することが第一歩です。

カバー工法と葺き替え、どちらを選ぶ?

どちらが適しているかは、屋根材の種類と傷み具合、そして予算や今後の住まい方によって変わります。

  • カバー工法が向きやすい/スレートや金属屋根で、下地は比較的健全。費用と工期を抑えたい。古いスレートのアスベストが気になる。
  • 葺き替えが向きやすい/下地まで傷んでいる、雨漏りが進んでいる、瓦屋根である。屋根を軽くして耐震性を高めたい。

屋根は高所で、素人が上って状態を確かめるのは危険です。実際には、専門業者に屋根の状態を診てもらったうえで、カバー工法・葺き替え・塗り替えのどれが適しているかを判断するのが確実です。塗り替えで対応できる段階かどうかの目安は、屋根の塗り替え時期の目安もあわせてご覧ください。

富山・石川で屋根カバー工法を検討するなら

株式会社ニチエイでは、スレート屋根を葺き替えずに断熱・補強・防水を行う屋根カバー工法「リ・ルーフ」をご提案しています。取り扱う工法やサービスの詳細はサービスのご案内をご覧ください。アスベストを含む古いスレート屋根の改修や、工場・倉庫・住宅の暑さ・雨漏り対策としてもご相談いただけます。

「うちの屋根はカバー工法でできるのか」「塗り替えと葺き替え、どれがいいのか分からない」という段階でも大丈夫です。富山・石川で地域密着の塗装・屋根専門店として、屋根の状態を確認したうえで最適な方法をご提案します。お見積り・建物診断は無料ですので、お気軽にご相談ください。

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